前回のブログでは、左側のお部屋で暮らす4頭の内、大牟田市動物園出身の兄弟、ノエル&ひかるのことを書きましたが、今回はチュウタロウさん&ケイ父子のことを書きます☆
父・チュウタロウさん(1999年4月16日生まれ)
寿命に関しては色んな情報が出ていますが(30年~40年と掲示している園もある)、私が把握している限りでは、オスのマンドリルの場合、25歳まで生きたら十分ご長寿さんだと思います。
チュウタロウさんは今年のお誕生日で21歳になるのですが、私が知っている限り、チュウタロウさんより年上の日本の動物園で暮らすオスは、モンキーセンターのガボンさんと、あと2頭、どちらもチュウタロウさんの実の兄である、トヨタロウさん(安佐)と、コタロウさん(熊本)だけです。
チュウタロウさんからは、まだ「お年寄り感」はそれほど感じませんが(とは云っても、「若くはない」というのは感じる)、今後も健康でいてほしいと思っています。
右側のお部屋で、メスのオヨメちゃんや幼い息子たちと暮らしていた頃(つまり、ライバルになる存在が居なかった頃)、私はチュウタロウさんに対して「のんびり」とか「ぽわ~んとした」印象を持っていたのですが、左側のオスしかいないお部屋へ移動してからは、オスとしての「強さや恐さ」を感じる様になりました。「こんな厳しい目付きしてたっけ?!」などと思っています。成長盛りの若オスたちに対して気が張ってるのかな?それが良い刺激になってるといいですね。(今のところ、こちらのお部屋では(ひかるが時々ちょっかいをかけてくるくらいで)圧倒的に強い存在なので、「ほど良い緊張感がある」という感じなんじゃないかな?と思っています。)
息子のケイ(2013年10月19日生まれ。母はオヨメちゃん)。成長に伴い徐々に体が大きくなって来たケイは、チュウタロウさんに目を付けられがち・・・。
チュウタロウさんと距離を置いているケイですが、そのチュウタロウさんが、お隣のお部屋が気になるようで、二つの部屋の堺のガラス面や、擬木の上で金網越しに、そっちのお部屋の方を見ていることが多い(上に貼ったチュウタロウさんの3枚の写真も、全てその擬木の上に居るところ)ので、そんな時は観覧通路側のガラス面に寄って来てくれることが多いです。
前回のブログに書きました&動画も貼りましたが、チュウタロウさんが擬木から下りてきたり、近づいてきたりする気配を感じるとサッサとその場を離れます。。。大変だねぇ。。。
父チュウタロウさんの立ち姿(その①)
(その②)チュウタロウさんて、顔がすごく大きい印象ですが、同時に手(腕)脚が長いんですよね~。その血を引いている様で、まだお顔が大きくなっていない幼い息子のアラタくんやツヨシくんも「手脚が長いな~」と思います。
息子のケイの立ち姿。結構ガッシリしてきてますよね。チュウタロウさんが「展示お休み」で居ない時など、ケイを見て「大きいマンドリル」と表現するお客さんもたまにいます。心優しく(基本的に)人に対してもフレンドリーなケイですが、成獣になってもこのままの性格で居てくれるのでしょうか?
収容の時間になりました。この日は通常より約1時間遅く、15:10頃に帰っていきました。
左端、擬木から下りるケイ。こういうところから下りる時、前足から跳び下りる動物が多くないですか?!マンドリルって、割とこの写真の様な感じで、手をついて脚から下りる姿を見かけます。ちょっと人っぽいですよね。
この日はケイが最後に帰って行きました。
おまけ写真(その①)チュウタロウさん、ケイ、ノエル&ひかるが日中居るお部屋。
東門前の駐車場付近にある、チュウタロウさんのタペストリー。