Mandrilling!

マンドリラーによるマンドリルブログ。内容が2年以上前の物となっております。なるべく早めにリアルタイムに近づきたいと思っています。

2021-10-23【その①】初めましてのユッカ。

(↓)当時の浜松市動物園マンドリル一家の個体紹介(ここに、後に紹介する2021年8月31日生まれのユッカ♂が仲間入り)。2024年現在、お母さんのティアちゃんは『大牟田市動物園』、長女のマッチャは『のんほいパーク』で暮らしています。ティアちゃんと入れ替わりという形で、現在は大牟田市動物園から来たメスのルルちゃんが浜松市動物園マンドリル一家に仲間入りしています。

(↓)三男ユッカ誕生のお知らせ。R2(令和2年)となっていますが、正しくはR3(令和3年=2021年)生まれです。

(↓)この日私がマンドリル舎に到着したのは9時40分頃でした。マンドリルたちはまだ寝室にいました。

(↓)狭い上に、元々のステンレス製(?)の足場付きのポールと、上部奥の扉前の台以外には、乗れる様な渡り木などがなく、居場所が少ないです(今月(2024年3月)行って来ましたが相変わらずでした。外の放飼場は悪化していました…。)

(↓)ここでまず、出舎前に寝室にいる間に撮影した動画を貼ります。ご覧の通り、特に父・ジェナの常同行動が目立ちました。飼育員さんがマンドリルたちがいる『サルのアパート』に来られたのは10時頃でしたが、それ以前からウロウロと歩き続けていました。

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先述の通り、飼育員さんが『サルのアパート』に来られたのは10時頃でしたが、マンドリルたちが外に出してもらえたのは10時25分頃でした。撒かれた朝ごはん(↓)

(↓)飲み水はちょろちょろと出ていました。仮にバシャバシャしても空っぽになったままにはならないので安心です。

(↓)ご一家。

(↓)初めましてのユッカです。この時点で、『もうすぐ生後2ヶ月』といった頃でした。

(↓)ユッカはひとりでウロウロもするものの、お母さんのティアちゃんがすぐに抱きかかえられる距離で守っていました。

(↓)ユッカと、お姉ちゃんであるマッチャ。マッチャの頬ぶくろには食べ物が入ってますね。

(↓)マッチャ。幼い~♡ マッチャが(私の居住地からは)より近く行きやすい(とは言っても往復7時間)『のんほいパーク』に来てから、会える機会がずっと多くなったので嬉しいです。

(↓)マッチャ(左)と、下のお兄ちゃんのハッカ。

(↓)次男のハッカ。

(↓)長男のナッパ。

(↓)じゃれ合う👈ユッカとナッパ👉

(↓)ユッカを抱くティアちゃん。

(↓)子どもたちのお父さん・ジェナ。(*ジェナのお父さんは、現在『のいち動物公園』で暮らすリュウです。)

(↓)浜松市動物園マンドリル舎。激狭💦ここに赤ちゃんのユッカを入れて6頭が暮らしていました。

(↓)それでは最後に、お外に出て朝ごはんを食べる様子の動画を貼っておきます。

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2021-10-17【その⑥】右のお部屋・ノエル

この日、右のお部屋はノエル1頭の展示でした。

(↓)木の棒をかじるノエル。

(↓)ノエルのお尻。

(↓)この頃のノエルは毛並みがあまり良くないですよね。。。

(↓)先ほど、「この頃のノエルはあまり毛並みが良くない」と書きましたが、理由はこれです。

(↓)自分の毛を抜いて食べていました。残念ながら、マンドリルに良くあるストレス行動のひとつです。

(↓)腕の毛がうすくなっているのが確認出来ます。

(↓)右側の腕や脚も・・・。

(↓)木の棒をかじるノエル。

(↓)ガラス越しの向こう側のお部屋では、ツネ(ヨシツネ)がツヨシくんのお尻付近を・・・毛づくろいなんだろうか?(この子たちだけではなく、他個体のお尻付近の毛をつまむように触るマンドリルは多いです。・・・っていうか、マンドリルがよくやる行動のひとつです。)

(↓)室内展示場に用意されたノエルの夕ごはん。前回の記事に書いた通り、この日は15時頃から、まずは左のお部屋の子たちから収容が始まり、続けてノエルもこのお部屋へと帰ってきました。

(↓)寝室でお水を飲むノエル。「器のところで飲めば良いのに」と思うのですが、この間行った際(2023年2月10日)も、あふれ出た水をこの飲み方で飲んでいました。

(↓)最後に動画を1本貼っておきます。

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2021-10-17【その⑤】左のお部屋(その⑤)

(↓)足で首付近をカイカイしていたツヨシくん。

(↓)ツネ、ことヨシツネ。

(↓)ツネ(大きい方)と、ツヨシくん(小さい方)

(↓)消防ホースで遊んでいる方がツヨシくん。

(↓)ツヨシくん(手前)としんごちゃん(奥)

(↓)ツヨシくんと大五郎。

(↓)ツヨシくんのおしり。

(↓)しんごちゃん。

(↓)しんごちゃんのおしり。

(↓)ケイの定位置にいたしんごちゃんのところに、ツネが近づいて来ました。

(↓)立ち向かってみるしんごちゃん。

(↓)・・・でしたが、ツネの方が立場がつよいので、引きに転じるしんごちゃん。

(↓)しんごちゃんは消防ホースの方へ、そしてツネがケイの定位置に。

(↓)定位置に居るケイ。

(↓)大五郎。

(↓)足で腕をはさんで座る大五郎。

(↓)木をかじる大五郎。

(↓)大五郎のまぶしいおしり。

(↓)では最後に動画を1本貼っておきます。この動画の後半に収容時の様子が出て来ます。この日の収容開始は15時頃で、①ツヨシくん、ツネ、しんごちゃん ②大五郎 ③ケイ、その後、右のお部屋のノエルが続けて帰って行きました。ということで、次回の記事にはノエルの写真を沢山貼ります。

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2021-10-17【その④】左のお部屋(その④)

(↓)ツヨシくん。

(↓)よく大五郎にくっついているツヨシくんですが、たまに自らちょっかいをかけたりして怒られることがあるので、そんな時はお尻をむけて、大五郎の怒りを鎮めます。

(↓)ツネ、ことヨシツネ。

(↓)じゃれ合うツヨシくん(👈)とツネ。以前書いた通り、遊びと云えども力関係をはかりながら・・・という様に私には感じられます。

(↓)寝転がりながら、ツヨシくんをじゃれ合いに誘うツネ。

(↓)しんごちゃん。

(↓)ケイの”定位置”に座るしんごちゃん。

(↓)定位置に座るケイ。

(↓)腰掛ける様に座るケイ。

(↓)大五郎と、向こう側にいるのはツヨシくん。

(↓)ツヨシくんはよくこんな風に大五郎の近くにいました。(飼育員さんによると、「今もよく近くにいる」とのことでしたが、直近で行った時(2024年2月10日)は、ツネがサブパドックにいたので、そちらが気になるのか、多くの時間、サブパドックに面した奥の方にいました。)

(↓)木をかじる大五郎。

(↓)大五郎の右手。マンドリルは泳げないのに、何故か生まれた時からこんな感じで水掻き風のものがあるのです。

(↓)大五郎と、その後方にぼんやりと写っているのは、定位置に座るケイ。

(↓)では最後に、動画を1本はっておきます。

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2021-10-17【その③】左のお部屋(その③)ツヨシくんとツネのわちゃわちゃ。

(↓)この群れの最年少・ツヨシくん。(2018年11月13日、のんほいパーク生まれ。撮影当時「あと1ヶ月くらいで4歳」という頃でした。)

後に異父妹が生まれたものの、育った環境が”ほぼ末っ子的環境”だった為、性格が末っ子あるあるな感じで、けっこう強気なツヨシくん。

(↓)ツネ、ことヨシツネ。(2017年7月12日、京都市動物園生まれ。撮影時4歳)

生まれた頃には両親の他、お姉ちゃんが2頭いて、その後、上のお姉ちゃん(サマンサ)が(日本平動物園へ)お引越した後、ツネの下に妹が生まれました。一家のリーダー的存在のお父さんの元、しっかり者のお母さんに守られつつお姉ちゃんたちに遊んでもらいながら育ち、妹が出来ると、自分より弱い者にはあまり強く接しすぎるといけないと云うことを母から教えられ育ち、父・母・姉たち・妹、それぞれにとても上手に接していました(*ツネが生まれた京都市動物園は、私がもっとも良く行く動物園なので、ツネのことは生まれる前から「まだか、まだか」と待っていて、成長する姿も見続けて来ました)。

のんほいパークへ引っ越した後、初期の頃は右のお部屋でアラタくん、ツヨシくん、しんごちゃんの他に、オヨメちゃんやノエルとも同居していたことも短期間でしたがありました。立場の違うそれぞれの個体に対し、非常に上手く立ち回っていて、改めて、京都市動物園で、”両親と姉妹”という小さなものではありましたが、『群れ』の中で身に付けたコミュニケーション能力の高さを感じさせられました。京都で観ていた時には気付かなかった部分も多く、のんほいへ移動後の様子を観て「(思っていた以上に)ツネ、やるや~ん!」と感心したことを覚えています。

(↓)ケイの”定位置”に寝そべり、木材をかじっているところ。

あんまり破壊したらアカンで~^^;

(↓)多くの時間は👆の定位置に、こんな感じでケイが座っているの👇ですが、他個体が来ると譲っていました。

(↓)ケイの定位置でじゃれ合うツネとツヨシくん。この時の様子は最後に貼る動画にも出て来ます。

仲が良さそうにみえなくもないのですが、私には(この子たちだけではなく、マンドリル全般的に)遊びの中にも力関係を推し量っている部分があると感じられます。(まぁ、もちろん年齢の近い子同士で”遊んで楽しい”という気持ちもあるんだろうとは思いますが。

5~6歳くらになるとこういう遊びも減って来て、ヘタをすると本気のケンカになって怪我を負うことになるので距離を置くようになり、その内飼育下でも同じ部屋で暮らすことが出来なくなって来ますが、そうなる以前の幼い頃は、(繰り返しになりますが)じゃれ合いつつも、相手の出方を見極め、立場の強弱を推しはかりながら、ケンカになる一歩手前、という感じの遊び方をしている様に感じます。

(↓)それでは、ツネとツヨシくんがじゃれ合う様子も出てくる動画を貼っておきます。

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2021-10-17【その②】左のお部屋(その②)

(↓)ツヨシくん。

(↓)ツネ(ヨシツネ)

(↓)大五郎にちょっかいをかけようとするツネ。明らかな体格差があるのですが、ツネは割と自ら手を出しに行きがち。でもさすがに相手が向かってくると危険だと分かっているので、自分は手を出す(パン!と叩く様な感じ)けど、すぐにお尻を向けて(相手に攻撃をされたくない時によく見せる行動。ケンカになっていない通常時でも、自分より強いと見た相手にはよくやります。)反撃を回避します。最後に貼る動画の最初に、すごく短いですが、それに近い様子が映っているので観てみて下さい。

(↓)しんごちゃん。

(↓)ケイの”定位置”に座るしんごちゃん。しんごちゃんを特に苦手にしていたケイは、しんごちゃんが近づいてくると早々に場を譲って退散していました。

(↓)謎行動のひとつ、ヨガ的行動(広島に居る現在でもやっています・・・)。この様な行動をする個体は、私はしんごちゃんと大五郎しか思い浮かばないのですが、この2頭には”人工哺育”で育てられたという共通点があります。(*それが理由なのかどうかは分かりませんが。)

(↓)消防ホースを使って遊ぶしんごちゃん。この様子は、最後に貼る動画に出て来ます。

(↓)あくびをする大五郎。

(↓)では最後に、動画を1本貼っておきます。

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2021-10-17【その①】左のお部屋(その①)

(↓)前回の訪問日(2021年9月19日)の2日後の9月21日、このブログでも紹介していた2021年8月21日生まれの赤ちゃんが、同居を試みられた際に起きた事故の為に亡くなりました。たった1ヶ月の短い生涯となってしまいました。。。

(↓)赤ちゃんが亡くなった4日前には、赤ちゃんの異父兄であるアラタくんが、別群で起きた事故により亡くなっています。

(↓)・・・ということで、急に寂しくなったマンドリル舎のこの日の展示状況はこの様になっていました。赤ちゃんを失った母であるオヨメちゃんは、展示お休み中でした。

※今回を含め何回かに分けて、まずは左のお部屋の5頭のオスたちの写真を貼って行きます。

(↓)亡くなった赤ちゃんの異父兄であり、アラタくんの(父母ともに同じ)弟であったツヨシくん。

(↓)京都市動物園出身のツネ、ことヨシツネ。

(↓)かみね動物園出身で、現在は広島の安佐動物公園でくらしているしんごちゃんです。

(↓)とべ動物園出身の大五郎です。

(↓)ツヨシくんのお兄ちゃん(父母とも同じ)であるケイ。のんほいパーク生まれで、現在は沖縄こどもの国に居ます。

(↓)最後に同日撮影の動画を1本貼っておきます。

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