(↓)下の娘・ず~みん(イズミ)。
(↓)大きめの木の枝を手にしたず~みん。
(↓)オネさんを毛づくろいしながら「チラッ」のず~みん。マンドリルは、群れ内の他、来園者や動物園職員さんなど展示場の外も含めて、かなりよく周囲の様子に目を配っています。この写真の様に振り返って見ていなくても、例えば隅っこでじーっとすわっていることが多いベンケイでも、カメラのズーム機能を使って目をアップで見てみると、顔の向きを変えずとも、あちこちに視線を向けていることが分かります。『野生では、霊長類最大の群れを作る』とされている種なだけに、周りの状況を把握する習性があるんだろうな、と思いながら、(観られながら)観ています。
(↓)自分の腕を毛づくろいしながら、母・オネさんの毛づくろいを受けるず~みん。
(↓)オネさん。
(↓)キリっとした表情のディアちゃん(ディアマンテ)。
先ほど「マンドリルは良く周囲の状況を観ている」ということを書きましたが、それが良く分かる例として・・・。ディアちゃんは幼い頃(0歳の頃)から、私を見つけると「カカーーカカカカーッ!」と声をあげるのですが(真夏や真冬などはテンション低め)、朝来た時の他、お昼休憩や、他のおサルさんを観に行っていた時など、少し時間をあけてマンドリル舎に戻って来た時にも鳴きます。でも、ずーっと続けてマンドリル舎前に居る間は鳴きません。そのことから、「来た時」以外に、「居なくなっている」ことにも気が付いているということが分かります。「居なくなっていたのに帰って来た」ということにも気付いて鳴くことから、「よく周囲に注意を払っているんだなぁ」、と感心しています。
(↓)父・ベンケイを毛づくろいするディアちゃん。
(↓)「THE・男前」な、ベンケイ。
(↓)では最後に動画を1本貼っておきます。