Mandrilling!

マンドリラーによるマンドリルブログ。内容が2年以上前の物となっております。なるべく早めにリアルタイムに近づきたいと思っています。

2021-11-03【その④】

(↓)下の娘・ず~みん(イズミ)。

(↓)大きめの木の枝を手にしたず~みん。

(↓)オネさんを毛づくろいしながら「チラッ」のず~みん。マンドリルは、群れ内の他、来園者や動物園職員さんなど展示場の外も含めて、かなりよく周囲の様子に目を配っています。この写真の様に振り返って見ていなくても、例えば隅っこでじーっとすわっていることが多いベンケイでも、カメラのズーム機能を使って目をアップで見てみると、顔の向きを変えずとも、あちこちに視線を向けていることが分かります。『野生では、霊長類最大の群れを作る』とされている種なだけに、周りの状況を把握する習性があるんだろうな、と思いながら、(観られながら)観ています。

(↓)自分の腕を毛づくろいしながら、母・オネさんの毛づくろいを受けるず~みん。

(↓)オネさん。

(↓)キリっとした表情のディアちゃん(ディアマンテ)。

先ほど「マンドリルは良く周囲の状況を観ている」ということを書きましたが、それが良く分かる例として・・・。ディアちゃんは幼い頃(0歳の頃)から、私を見つけると「カカーーカカカカーッ!」と声をあげるのですが(真夏や真冬などはテンション低め)、朝来た時の他、お昼休憩や、他のおサルさんを観に行っていた時など、少し時間をあけてマンドリル舎に戻って来た時にも鳴きます。でも、ずーっと続けてマンドリル舎前に居る間は鳴きません。そのことから、「来た時」以外に、「居なくなっている」ことにも気が付いているということが分かります。「居なくなっていたのに帰って来た」ということにも気付いて鳴くことから、「よく周囲に注意を払っているんだなぁ」、と感心しています。

(↓)父・ベンケイを毛づくろいするディアちゃん。

(↓)「THE・男前」な、ベンケイ。

(↓)では最後に動画を1本貼っておきます。

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2021-11-03【その③】オネさんとず~みんの毛づくろい、他。

(↓)末娘のず~みん(イズミ)に毛づくろいをしてもらうオネさん。

(↓)細かいところまで丁寧に毛づくろいをします。

(↓)交替して、今度は母・オネさんがず~みんを毛けづくろい。

(↓)毛づくろいをしてもらっていたず~みん。

(↓)ベンケイとディアちゃん(ディアマンテ)も来て、やぐらの1階に家族が勢ぞろい。ベンケイのお尻は色鮮やか。

(↓)ず~みんのお姉ちゃん・ディアちゃん。

(↓)葉っぱを食べるディアちゃん。

(↓)父・ベンケイ。

(↓)最後に動画を1本はっておきます。

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2021-11-03【その①】出舎からの朝ごはん ♪

この日の出舎時間は9時10分頃でした。まずは、この記事のタイトル通りの、寝室から外の展示場へ出て来て朝ごはんを食べる様子の動画をどうぞ(↓)この日は柿がありました。

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続けて写真も貼って行きます。

(↓)下の娘・ず~みん(イズミ)。

(↓)ず~みんのお姉ちゃん・ディアちゃん(ディアマンテ)。

(↓)母・オネさん。

(↓)父・ベンケイ。

 

2021-10-24【その②】おやつタイム&夕ごはん

(↓)当時独り暮らしだった、京都市動物園出身のサマンサ。

(↓)12時15分頃におやつタイムがありました。この日差し入れとして持参したイチジクも早速与えて下さいました。また、普段はあげていないとのことでしたが、この日のメニューにはレモンもあり(差し入れではない)、それも普通に食べていました。

(↓)飼育員さんからイチジクを受け取るサマンサ。

(↓)朝から置かれていたペレットを手にするサマンサ(持ち方がかっぱえびせん的な…w)

(↓)”昼過ぎ(14~15時頃)によく鳴きます” の掲示物。他の種のおサルさんはよく知りませんが、マンドリルは収容時間前になると(特に、その為に飼育員さんが来られると)「カカカカカーー!」という声(個体によって「コココココー!」、「ヒャヒャヒャヒャヒャー!」など、といった感じで異なります)が、どこの園でも良く聞かれます。

で、この日のサマンサの収容時間は15時40分頃でした。収容後は、展示場裏側へ周って寝室に居る様子を観ることが出来ます。入口はこちら(↓)

(↓)木の枝のストックが沢山用意されていて非常に嬉しい。

(↓)先述の通り、サマンサの収容時間は15時40分頃でしたが、15時過ぎには寝室に夕ごはんが用意されました。ゆで卵に食パン・・・(個人的には動物にパンをあげるのは良いイメージがなくて、出来れば「投薬の為にどうしても・・・」とか云う時だけにしてほしいな、と思っている派です。)

(↓)色んな場所に分けて置かれていました。おイモやキャベツ・・・

にんじんに大豆・・・

りんごや押し麦の様な物も確認出来ますね。

(↓)引きで観るとこんな感じです。朝から外の展示場にも木の枝が置かれていましたが、寝室にもちゃんと用意されていました。

*今までマンドリルを観察して来て、これは本当に大切なことだと感じています。どこの園でも、必ずいつでも木の枝は与えて頂きたいです。「エサ」の一つと云うより、ストレス発散や暇つぶしにも役立っている様に感じますし、いつでも与えてもらっている園で観る「かじる頻度」を考えると、木の枝があるかないかで、歯や顎の健康にかなりの影響を及ぼすのではないかと思います。

(↓)寝室に帰って来て夕ごはんを食べるサマンサ。

(↓)寝室側の個体紹介、他。ピントが合っていなくてごめんなさい💦

(↓)ごはんの内容についての掲示もありました。来園者の「何を食べるんだろう❓」の声は色んな園で良く聞こえてくる言葉なので、こういう掲示物があるのは良いな、と思います。

そして、ここに『木をかじるのが大好き。かじる専用の枝も与えます。』の一文があるのが嬉しいです。

では、最後に続けて動画を2本貼っておきます。1本目は外にいる時の様子、2本目は寝室の、収容前~夕ごはんの時間の様子です。かなりのスピードで寝室へ帰って来る様子も映っているので是非観てみて下さい。

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2021-10-24【その①】独り暮らしのサマンサ

1年8ヶ月ぶりに訪問した日本平動物園

サマンサが当時1頭で暮らしていたのは、この写真(↓)の向かって左側の狭いお部屋。右側の『準備中』の掲示のあるお部屋は、今は亡きオスのジョジョが生前に1頭で使っていたお部屋です。

(当時は)空室になったままだったので、サマンサが少しは広いそちらのお部屋に移れたら良いな、と思い、2020年2月23日に訪問した際に飼育員さんにそうお話したのですが、その約1ヶ月ほど前に、サマンサと同居していたマロンちゃんが「動物病院で療養」ということで展示場から居なくなり、サマンサもまだ今の状態に慣れていなかった為、「慣れたら」とのご返答だったので、それから1年8ヶ月も経ってるんだからさすがに・・・と淡~い期待を抱きつつも、SNSでごくまれに見かける様子では、お部屋を替わった様子が伺えなかったので覚悟をして訪問したのですが、やはり替わっていなくてガッカリ・・・でした。(お部屋は替わっていませんでしたが担当者は替わっていました。)

(↓)独り暮らしだったサマンサ。ご覧の通りの美形で御座います💕

サマンサは京都市動物園出身で、ベンケイとオネさんの娘です。

(↓)お水の器。

(↓)お水を飲むサマンサ。

(↓)朝ごはん中でした。

(↓)ペレットは新世界ザル用の物でした。これは園によるのか担当者によるのか、その時々の状況(健康状況など)によるのかわかりませんが、マンドリルには旧世界ザル用のペレット(正方形に近い形の物です)が与えられていることが多いのですが(そもそもマンドリルは旧世界ザル。旧世界ザル=アフリカ、もしくはアジアに生息するサル)、時々この細長い新世界ザル用の物を与えられているのを他園でも見かけることがあります。

(↓)(ピントずれてますが^^;)ちゃんと木の枝をもらっていました。

(↓)中型サル舎(マンドリルたちのいる「モンキーアパート」)の向かい(来園者通路の後方)にある「入居サル情報」。『園外秘』というのはまぁ、ご冗談でしょうw

(↓)では最後に動画を1本貼っておきます。

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2021-10-23【その⑥】弟のお世話をするマッチャ。

今回も動画を2本貼ります。まずは最初に1本(↓)

お母さんに抱っこされる赤ちゃんだったユッカ(♂)を、お姉ちゃんであるマッチャ(現在『のんほいパーク』で暮らしています)が、毛づくろいをしたり、抱きかかえようとしたりとお世話をする様子も出て来ます。

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(↓)赤ちゃんだったユッカ(♂)を抱っこするお母さんのティアちゃん。

(↓)ユッカ。お母さんの手を、手と足でしっかりとつかんでいます(^-^)

(↓)ティアちゃん。

(↓)ユッカを連れたお母さんのところへやって来たユッカのお姉ちゃん・マッチャ(向かって左側)。

(↓)毛づくろい ♪  この様に、当時から赤ちゃんのお世話をする姿も見られ、後に移動した『のんほいパーク』でも、年下のトウゴ(♂)と上手に遊ぶことが出来ていることから、将来お母さんになった時には子育てを上手く出来るだろうな、と期待しています。

(↓)マッチャたちのお兄ちゃん・ナッパ。

(↓)子どもたちみんなのお父さん・ジェナ。

(↓)ジェナと、ユッカを抱っこしているティアちゃん。

(↓)奥にジェナ、手前は左からハッカ、マッチャ、ナッパ。

(↓)収容時間が近づいて来たころ、遠くの様子をうかがうジェナ。

(↓)消防ホースや渡り木を上手に使って遊ぶ子供たち。

(↓)マンドリル屋外展示場(向かって左側。右側の檻はドグエラヒヒ(=アヌビスヒヒ)舎)。この狭い展示場に、赤ちゃんもあわせて計6頭が暮らしていました。

この日の収容時間は15時50分頃でした。

(↓)寝室に帰って夕ごはんを食べる一家。

写真で見ると割と明るく見えますが(フラッシュは使っていません)、実際には暗めで、近づいて写真を撮ろうとするとピントが合わなかった為、引きの写真しかありません。食べている様子は下に貼る動画でご覧ください(とは云え、やはり暗い映像で見づらいですが…)。

(↓)収容後の夕ごはんの時間の様子です。寝室では、お母さんのティアちゃんがユッカを離している時間が長かったです。3:10~お母さんから離れていたユッカのところへ、お姉ちゃんのマッチャが寄って来ます。しばらく2頭で一緒に居ましたが、3:30あたりでお母さんがユッカを回収に来ます。ですが、その後またマッチャが一緒にいる場面になります。そしてその後またお母さんが近寄って行きます(^-^)

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