この日の収容(からの、夕ごはん ♪)は、14時35分頃でした。
まずは、夕ごはんの準備の様子から始まる動画をどうぞ(↓)
続けて写真も貼っていきます。
(↓)下の娘・ず~みん(イズミ)。
(↓)ず~みんのお姉ちゃん・ディアちゃん(ディアマンテ)。
(↓)運動神経がスゴイ。
(↓)母・オネさん。
(↓)父・ベンケイ。
この日の夕ごはんの時間(というか、収容後)、これまでに知りたいと思いつつもチャンスがなかったことを知れる機会がありました。知りたかったことというのは、マンドリルの中国語表記の『山魈』(←京都の種名看板にはこの表記は無いのですが、私の知る限りでは東山の看板に表記が有った)の発音です。
これまでにも、中国語を話しておられる来園者が偶然近くにおられたことは何度かあったのですが、私は中国語会話は全く出来ないし、もし日本語かへたくそイングリッシュで話しかけたとしても、それが相手に通じなかった場合「居心地悪いだろうなぁ・・・」みたいな感じで、誰にも聞けないままだったのです。
それがこの日、偶然私の隣でマンドリルたちを観ていたのが、女の子が「けっこう日本語を話せる中国語ネイティブ」、男の子が「割と中国語を理解してそうな日本語ネイティブ」という大学生風カップルで、これはまたとないチャンスだ!と思い、声をかけてみたのです。
すると、どちらもす~~~っごく感じの良い子たちで、快く教えてくれました。結果、『山魈』の発音は、シャンシヤオ(「シャオ」じゃなくて、「ヤ」をはっきりと「シヤオ」って感じで、とのこと)だそうで、以前よりネットで調べていた発音表記の『Shānxiāo』のリアル発音が良く分かりました。
ちなみに、彼らによると『山魈』というのは「アカデミックな言葉で、一般的には使わない」そうで、「ではマンドリルのことを一般的な中国語で何というのか」お尋ねしたところ、『猿猴(イエンハオ」』とのことでしたが、調べてみると、どうやらこれは「類人猿と猿」全般を指す言葉っぽかったので、未だ謎のままです。
・・・が、もしかしたら、日本語でも英名をカタカナ発音するのと同じく「Mandrill」を中国語っぽく発音するだけだったりして??とか思ってみたり。というのは、色んなお言葉圏の方に遭遇することがありますが、巻き舌風だったりなどの差はあれど、おおむね「Mandrill」なんだなぁ、という印象があるからです。
さらにちなんで、日本人がよく「マントヒヒ」と間違うことがありますが、中国語圏の人が「フェイフェイ(狒狒)」、英語圏の人が「バブーン(baboon)」(*いずれも「ヒヒ」の意)と言うのを聞くのも珍しくないので、「名前が似てる」とか云う以前に、マンドリルの姿を観て「ヒヒ」と出てくるのは世界共通なのかも知れません(っていうか実際、近年までマンドリルも「ヒヒ属」に分類されていたそうです)。