この日の朝マンドリルたちが外に出してもらったのは、10時10分頃と遅めでした。
（↓）木のフィーダーをさぐるベンケイ。（＊タイトルにあるNEWフィーダーと云うのはこれのことではありません。）
（↓）同じくのオネさん。
（↓）同じくのず～みん（イズミ）。
（↓）オネさん。
（↓）近づいて来たベンケイにギロリと目を向けるオネさん。
（↓）オネさんにフィーダーをゆずってもらったベンケイ。オネさんはかなり強いですし、「すごくベンケイに気を使ったり遠慮したりしてる」って感じでもないのですが、意外と？ベンケイを立てている部分があります。そして「ベンケイを頼りにしているんだなぁ」と感じることもあり、やはり「マンドリル界ではオスって強い存在なんだなぁ」と思います。（＊オスが複数いる場合は全てのオスに対してそうとも限らないようですが。そして未確認ですが、もしかすると1頭しかいなくても、そのオスが気弱だった場合はまた違ってくるのかも？）
（↓）こちらがこの日の1週前（1/2）に来た時にはなかった新しいフィーダーです。（そして、過去の担当さんが付けたユニークな遊具（ツネがよくディスプレーに使っていた、ステンレスのお皿やスプーンなどが付いたやつ）が外されていました。）最後に貼る動画にはこのフィーダーを使っている様子も出て来ます。
（↓）これは一体何でしょう？・・・氷です。「飲み水の器が置いてある付近で何やらやってるな～」と思って見ていたら、これを持って来ました。
この写真を撮ったのは11時頃のことです。お外に出してもらったのは先述の通り10時10分頃。出舎前に飲み水が飲める状態であるのかの確認が出来ていたら（というより、新しいお水を入れていたら）よほどの寒さでなければここまで凍らないはずです。（動画でみてもらえると、結構な厚みがあるのが分かります。）基本、前日の収容後の清掃時に入れた水をそのまま・・・って感じっぽいので、毎朝の確認の習慣がないのかも知れません。
実際のところ、寒い季節でもこうして氷をかじってるくらい強い生き物ではあるんでしょうけど、自由が制限された飼育下に（人間が）置いているんだから、せめて新鮮なお水くらいはいつでも（季節や時間を問わず）自由に飲めるようにしてほしいな・・・っていうか、して当然だと思っています。（寒い季節はぬるま湯でもいいんじゃないかと思うくらい。）
京都市動物園のマンドリル舎（だけじゃないけど）の飲み水の器は、流水タイプではないので、気付いた数年前から、特に夏場なんかは手でバシャバシャとして空っぽにしてしまうのを目撃するというのが多々あり、「お水がなくなりなした」と連絡したのも一度ならず。で、お水を入れてもらえてもまたバシャバシャ。さすがに何度も繰り返しては言いづらいので、「根本的な解決策を・・・」と依頼してみたところ、一応の対策を取られても、担当替えがありその対策が無くなりまた空っぽ・・・（現在では寝室の器は空っぽにはならない様な物に替えられていますが、流水タイプではないので汚くはなる）。
なんてこともあったので、「工事費負担しますから流水タイプの器に替えてもらえませんでしょうか？」って感じで園にメールで問い合わせてみましたが、園からの返事はありませんでした。担当さんからは直接返答はもらえましたが、（公立の動物園なので）「個人の」寄付を受けるのは難しい様でした。
ちょっと愚痴っぽい内容になってしまっていますが、夏は夏で水が熱くなったり、バシャバシャして空になったり、冬は冬で凍ってしまってたりなど、意識高い系っぽい動物園（←私が勝手にそう思ってるだけかもしれませんが）でさえ、そんな感じで「新鮮な水が飲める」ことがままならなかったりするので、もしこれを読んで下さっている方の中に飼育員さんなど動物園関係者さんがいらっしゃったら、マンドリルに限らず、高度なエンリッチメント以前に改めて「新鮮な水がいつでも飲める状態か、雨避け・日除けはあるか、暑さ寒さ対策は十分か、経年劣化などによる危険はないか、などなど初歩的なレベルから確認して頂きたいな、と思います（切実）。
・・・素人により説教じみたお話はこの辺にして・・・
（↓）木をかじるベンケイ。
（↓）ディアちゃん（ディアマンテ。手前）と、母・オネさん。
（↓）ず～みん（イズミ。左側）と、母・オネさん。
それでは最後に動画を1本貼っておきます（↓）朝、まだお部屋にいるところから始まります。
