お久しぶりの【日本モンキーセンター】のマンドリルたち。前回行ったのは2018年の8月だったので、約1年7ヶ月ぶりです。超ご高齢のデコさんにもまた会うことが出来ました。
(↓)デコさん。撮影時は31歳でしたが、この後6月4日に32歳のお誕生日を無事に迎えた様です。おめでとうございます!(*飼育員さんによると、3歳ほど若い可能性があるそうです。)
デコさんは、16頭もの子を産んだすごいマンドリル! 10頭の子を産み育てた京都市動物園のオネさんのお母さんでもあります。つまり、ゴッドマザーの更に上をゆく存在☆
写真を見てもらえると分かる様に、右のほお袋が膨らんで垂れ下がっています。これは、なんとこのほお袋に石を入れるクセがあるからだそうです。過去に、ほお袋をケガしたとかで手術で切除されたこともあって、スッキリ顔のデコさんにも会ったことがあるのですが、いつの間にやら元通りになっていました^^; ま、デコさんのトレードマークですかね(^-^)♪
(↓)お年のせいか、前回会った時よりもさらに痩せて、毛並みも悪くなっていましたが、気はまだまだしっかりしている様に感じました。さすがオネさんのお母さん、強いです。(右にいるのは娘の内の1頭、デイちゃん。)
(↓)こちらもデコさんの娘、ディディちゃん。ぽっちゃりさんなので見分けやすい個体です。
(↓)檻の外の落ち葉に手を伸ばすディディちゃん。
(↓)こちらもまたまたデコさんの娘のサヤコさん。サヤコさんは毛を抜いてしまうクセがあり、頭が禿げてしまっています...( ノД`) 控えめで大人しい印象ですが、別にのけ者にされたりしているワケでもない様で、この日もアルファオスのキンちゃん(キンシャサ)が、サヤコさんを毛づくろいしているのを目撃しました。
(↓)サヤコさんの娘のサユミちゃん。サユミちゃんも頭にお禿げが...(サユミちゃんのお禿げはサヤコさんによるオーバーグルーミングの為と過去に聞きました。)
(↓)サヤコさんの息子のサム。サムの頭にもお禿げが...。この写真では分かりませんね。ちなみに足にもお禿げがありました...。
今は別の場所に分けられているニースケがこの群れに居た頃、キンちゃんはニースケを追ったりしていて、それがストレスになっているのかニースケが自分の毛を毟ってしまっているのを見ましたが(そして禿げていた)、この日はサムがキンちゃんに追われ逃げているのを見ました。今この群にいるオスはキンちゃんとサムだけで、サムも大きくなってきたのでライバル視されるんでしょうね。飼育員さんによると、キンちゃんは「サム以外には優しい」とのことでした。男の子はツライですね...。(今後どうなるのかな?また分けられるのかな??)
(↓)”キンちゃん”ことキンシャサ。14歳のアルファオスです。奥目過ぎてどんな目なのか見えません^^;
(↓)写真を明るめに加工してみると目が見えました。(目ぇちっちゃw)キンちゃんもですが、モンキーセンターのオスたちって何故か口が基本半開きな子が多いんですよね。なんでだろう?(「犬歯が立派だから」っていうのは違うんですよ。立派な犬歯を持った他園のオスたちはちゃんと口閉じるので。)
この日の写真や動画も何度かに分けて記事にするので、その内他のみんなも登場するはずです(デラちゃんだけケガの為非展示だったので会えず)。今回は外の放飼場の写真で〆ます。(あ、その下に動画も貼ります☆)
(↓)外の放飼場。基本(掃除中やエサのセッティング時以外は)中のお部屋と出入り自由になってます。
(↓)消防ホース多用で、空間を上手く利用されています。ハンモックもあるのですが、幼い個体たちは跳び込んだりして楽しそうに遊んでいました。
(↓)地面には落ち葉が敷き詰められていて、ガサゴソとエサを探したりしていました。
(↓)では最後に動画を。午前中お外にいた時の様子です。(11:35頃、お部屋にごはんが用意されましたが、それより前の時間帯の様子です。)
日本モンキーセンターのマンドリルたち 2020-03-22【その①】