Mandrilling!

マンドリラーによるマンドリルブログ。内容が2年以上前の物となっております。なるべく早めにリアルタイムに近づきたいと思っています。

2021-08-29【その①】オヨメちゃんと赤ちゃん💕

以前の記事にも書きましたが、2021年8月21日に、オヨメちゃんが赤ちゃんを産みました。お父さんはこちらの記事(↓)に写真を載せているノエルです。

2021-08-22【その⑥】ノエル。 - Mandrilling!

この日(2021年8月29日)の1週間前の、8月22日に訪問した際は、オヨメちゃん親子は非展示だったため会えなかったのですが、この日はオヨメちゃん親子が右側の展示場に出ていました。(*この日の部屋分け👇)

(↓)やっと会えた、オヨメちゃんと赤ちゃん(^-^)💕

(↓)ピントあまいけど・・・可愛い💕

(↓)この日で生後8日目だった赤ちゃん、まだ歯ははっきりとは確認出来ません。*2週間程度で、割とはっきりと確認出来る様になります。

(↓)元気におっぱいを飲む赤ちゃん。

(↓)ガラス越しに、オヨメちゃん親子を見るお隣のお部屋のしんごちゃん。

(↓)( ˘ω˘)スヤァ

(↓)赤ちゃんの身体をチェックするオヨメちゃん。オヨメちゃんに限らず、マンドリルのお母さんたちは、割と赤ちゃんをひっくり返す様にしてチェックしがちです。

(↓)足の裏もピンク色。

(↓)この写真で、この赤ちゃんが女の子だったことがハッキリと確認出来ます。マンドリルの雌雄判定は非常に簡単で(にもかかわらず、複数の園が間違って発表した経験があるのが驚き)、お尻や陰部さえ見られれば、生まれた当日に確認出来ます(経験あり)。残念ながら、この子は産まれて1ヶ月後の9月21日、父親との同居を試みた際に起こった事故の為亡くなってしまいました。まだ命名や、性別の発表もされていない頃でした。

(↓)赤ちゃんの指先が欠損していたり、腫れたりしていて、また腕にも傷が目立ちますが・・・これは、

(↓)オヨメちゃんが過剰にかまってしまっていたためです(最後に貼る動画にもこの様な場面が出て来ます)。元々オヨメちゃんは過保護気味で、子どもたちの毛がはげてしまうほど毛づくろいをしたりしてしまいがちなのですが、この当時、オヨメちゃんはこの赤ちゃんとふたりきりだった為他に意識が行きづらく、さらに過保護になっていた様です。この後、改善策として、この赤ちゃんの兄であるツヨシくんが同居して緩和されました。

しかし、これはオヨメちゃんに非があるわけではないことを知っておく必要があると思います。野生下のマンドリルは、800頭以上(1000頭以上の群を目撃、という話もあります)の群をつくることがあることが知られており、その内のほとんどがメスと子供たち(若オス含む)で、成獣オスはほんの数パーセントだそうです。

つまり、出産して子育てをしている最中も、周りには仲間たちが(もちろん同じ様に子育て中のお母さんたちも)居る為、意識が自分の赤ちゃんだけに集中したり、他にすることがない、という状態にも陥りにくいはずなので、必要以上にかまい過ぎるという状態にはなりにくいと考えられます。しかしオヨメちゃんはその様な環境にない、ということから、この様なことが起こっても不思議はないわけです。

ちなみに、翌年もオヨメちゃんは出産しましたが、それに向けて浜松からマッチャを迎え(時々訳あって別居期間もありましたが)、マッチャも一緒にいる状態で、赤ちゃん(トウゴ)は現在も無事にすくすく成長中です。ただし(指をなくすなどはありませんでしたが、)トウゴもマッチャも、主にオヨメちゃんの毛づくろいによって、めちゃくちゃ毛がなくなりました💦 *最近ではだいぶマシになってきています。

(↓)オヨメちゃん。

(↓)この日のオヨメちゃん親子の収容時間は14時30分頃でした。収容後は、オヨメちゃん親子が室内展示場に。

(↓)夕ごはんをたべるオヨメちゃん。

(↓)それでは最後に、オヨメちゃんと生後8日目の赤ちゃんの動画を貼っておきます。

www.youtube.com