（↓）ツネ（ヨシツネ）、京都市動物園出身、ベンケイ＆オネさんの息子。この写真の撮影時は３歳でした。
（↓）かな～り年上のメス、オヨメちゃん（撮影時20歳。ツネの母・オネさんと同じく2000年生まれ）を毛づくろい。
（↓）毛づくろいに続いてのマウンティング。前回の訪問時の記事に書いたと思いますが、オヨメちゃんから見てツネは成獣オスではないので、完全に下手（したて）に出る感じではなく、お互いに力比べ的に牽制しあったりもしていましたが、ツネが上手く立ち回るので（牽制かけたりと強さも見せつつ、毛づくろいして優しさも見せる）、こんな感じで受け入れる様なそぶりもみせていました。
＊ただし、ツネとの間で繁殖を目指すわけではないので、この後ツネはしんごちゃんと共に隣のお部屋へと移されました。ツネはかなり”出来るオス”（上手く家族・群を作り、立ち回れそうなオス）っぽいのですが、繁殖を優先的に進められる血統じゃないのが残念でなりません（母方の血統がむちゃくちゃ多い）。
ちなみに、オヨメちゃんにマウンティングしたりってのを、身体の大きなノエルが同じ空間に居る中でやってしまう強気な子でもあります。
（↓）ノエル（撮影時：8歳）
（↓）オヨメちゃんと並ぶとノエルのサイズ感が分かると思います。ちなみに現在のノエルはさらにガッシリと大きくなっています。
（↓）またまたオヨメちゃんにマウンティングしようとするツネ。
（↓）でも無理やり押さえつける様なことはせず、毛づくろいして優しさを見せる出来る男。
（↓）またまたマウンティングを試みるツネ。
（↓）さて、こちらは少し眠たげなしんごちゃんです。
（↓）しんごちゃん（と、大五郎）は、おそらく「眠くなってきた時」だと思っていますが、こんな風に、まるでヨガでもやっているかの様なポーズを取ることが多いです（最後に貼る動画にもこの様子が出てきます）。大五郎も初めて会った頃からですが、2頭とも現在（2022年）もやっています。
私が知る限り、この様な行動をするのはしんごちゃんと大五郎のみ（ほんの短時間、遊びのひとつなのか、不思議な脚の折り方をするなど変わったポーズをする子は他にも見たことがありますが）で、この2頭の共通点は人工哺育で育ったことなので、もしかすると、それが影響しているのかな？と思っています。ですが、この行動の意味が今のところ考えても分からないままでいます。
（＊人工哺育育ちで私が会ったことがあるマンドリルはこの2頭のみ。）
（↓）手前がツネで、その向こうにいるのはアラタくんです。
（↓）控えめな性格のアラタくんにも毛づくろいをしてあげるツネ。ツネはこの後部屋替えするので他の個体にも会うことになりますが、ノエル、大五郎、しんごちゃん以外の全頭に毛づくろいしてあげてるのを見ました。自分よりもずっと身体が大きなケイ（現在「沖縄こどもの国」）にもです。
（＊ケイは身体は大きかったのですが、ツネたちより弱かったです。特にしんごちゃんを恐れていました・・・それはまた追々。）
では、最後に動画を貼っておきます（↓）
