Mandrilling!

マンドリラーによるマンドリルブログ。内容が2年以上前の物となっております。なるべく早めにリアルタイムに近づきたいと思っています。

2021-06-27【その⑥】様々な個体間コミュニケーション。

(↓)今回はまず最初に動画を貼ります。

動画の一番最初、ケイの”定位置”にしんごちゃんが来たので、急いで下に降りて行く(逃げる)ケイの様子から始まります。

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(↓)ケイ。この当時はまだ完全なる”成獣”と呼ぶには少々早かったものの、すでにかなり立派な姿に成長してきていたケイですが、なぜか特にしんごちゃんに対してかなりの苦手意識を持っていました。

(↓)この時”定位置”にやってきたのはツネことヨシツネ。

ツネが近づいて行くとその場を譲ってはいましたが、しんごちゃんが近づいて来た時と比べると慌て度がずっとマシで・・・

(↓)・・・下まで降りずにたいていこの場所に座っていました。(しんごちゃんの時は即、下に降りるか、逆に天井を伝って逃げたりもしていました。)

(↓)少し時間をおいて、またツネが近寄って来た時の様子です。ツネとなら、こうして向かい合うことも出来るものの・・・

(↓)やっぱり場所を譲ってしまうケイ。

(↓)そしてやはりこの場所で待機。

(↓)ツネは基本的にはケイにキツく当たる様子でもなく、過去にも書いたことがありますが、ほんのちょっとでしたが毛づくろいをしてみたこともあります。でもケイが緊張の為か、スーッと離れて行ってしまいました。

(↓)この時は、写真右側にしんごちゃん(右の、明るい茶色の毛の方)とアラタくんが居たので(アラタくんのことは平気なのですが・・・)、そちらを見やり、腰を受けせて逃げるべきかどうか伺っている様子だったケイ。

(↓)ケイと一緒に座っているのは実の弟のツヨシくん。弟ではありますが、ツヨシくんはケイと一緒のお部屋で育ったわけではありません。ケイは、「自分の母であるオヨメちゃんが育てている子だから自分の弟だ」とお隣のお部屋から見て認識していたのかどうか・・・????

ま、兄弟云々というより、一緒に座っていられたのはおそらく性格的なものだったんじゃないかな?と思っています。ちなみにこのシーンは、最初に貼った動画の6:05あたりから出てきます。まったく緊張感なく一緒に座っている様子が微笑ましく感じられます(^-^)♡ 

ただ、マンドリルのオス同士って、ず~っとこのままの関係性が保てるわけではないんですよね。現在ケイはすでに『沖縄こどもの国』で暮らしていて、もう一緒にいるわけではないのですが、ツヨシくんは心身ともに成長して来て強さも見せて来ているので、仮に今も一緒に居たとしたら、もうこの時の様な関係性ではなくなっていたんじゃないかな?と思います。

(↓)こちらはしんごちゃん(左)と、大五郎です。しんごちゃんの表情と立ち姿から緊張感が伝わって来ます。・・・来ませんか??私はしんごちゃんが2歳になったばかりの頃から、それはそれはウザいほどの愛情を持ってガチ観し続けているので(広島へお引越した現在も、のんほい時代と比べると頻度は落ちたものの、2ヶ月に一度のペースで会いに行ってます。)「緊張している顔だ」とかくらいは分かるんです!(キッパリ。)ま、とはいえ野生動物なので、当然&残念ながら「しんごちゃんのことなら何でも分かる!」なんてことはありません。でも、この写真から緊張感はめっちゃ伝わって来ます。

(↓)そそくさと逃げず、ちょっと強さを見せてみようかと思った様ですが・・・

(↓)やっぱり怖かった様で退散。*大五郎の口元に注目です。「イーッ」ってしてます。少し前の記事(↓)に書きましたが、「イーッ」が、よく言われている様な「好意的なもの」ではないことが分かるのではないでしょうか?

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(↓)逃げて行ったしんごちゃんの方を見やる大五郎。大五郎の前に居るのはツヨシくんです。

(↓)オスのお尻比較。(左:当時約2歳7ヶ月だったツヨシくん と 右:もうすぐ12歳というころだった大五郎)

(↓)こちらはまたまた大五郎に近寄ってみたけど「イーッ」とされて腰が引け気味なしんごちゃん。

(↓)大五郎にちょっかいをかけるツネ(左)

(↓)大五郎の前に座るツヨシくん。

(↓)前からみた大五郎。

(↓)〆の1枚は、大五郎のお尻です。